家庭菜園をこれから始めようと思ってる方、成功するには目的の決め方が大事です。目的を決める時は、自分の環境をしっかりと認識することから始めましょう。

ところで、野菜を栽培しようと思ったのはなぜなのでしょう?新鮮な野菜が食べたいから?安全な野菜が食べたいから?備蓄できる野菜を作りたいから?家計の助けにしたいから?いろんな理由がありますね。

この記事では、成功する目的の決め方について、書いています。是非参考にして、自分なりの目的を決めて、家庭菜園をやってよかったと思えるようにしていきましょう。

目的を決める最初のステップ

収穫した野菜はどうする

最初に考えるべきことは、収穫した野菜をどうするか?ですね。

  • 家族で食べるのでしょうか?
  • 友人知人に差し上げるため?
  • それとも野菜たちが育つのを愛でて喜びを得るため?
  • 実益を兼ねて販売したいですか?

    例えば、家族で食べると言っても、好きなものをたらふく食べたいとか、家計の助けにしたいとか、食料備蓄としてやりたいのか?このように考えるだけでも、何の種類をどこでどれくらいどのように栽培するか、大きく変わることになります。
    このように収穫した野菜をどうするかということだけを考えてみても、その後やるべきことが大きく変わってくる事を、理解できるのではないでしょうか。目的によって、野菜の種類や量、予算、時間の使い方などなど、家庭菜園と一口に言っても違いが大きいのです。

自分の体力を考える

それと、私がやってみて強調したいことがあります。それは自分の体との相です。自分の体とよく相談して、無理のない家庭菜園を楽しみましょう。プランターや植木鉢で行うのと、広い畑で行うのとでは体力的に大きな差があります。ここのところ本当に重要です。よくよくイメージしてみてくださいね。

さて、ひとまずここまででどの方向をでやっていくのかイメージが見え始めたのではないでしょうか?さらに具体的に決めていくことで、実際に必要となる費用やお金、時間が見えてくることになります。

家庭菜園の場所選び:日照条件や空間を考える

場所選びで考えること

次はどこでやるかを考えてみます。普通の方は選択肢はかなり限られてしまうのではないでしょうか?
一般的には自宅の庭のスペースか、集合住宅ならベランダとかになるわけです。もう一つの選択肢としては、畑を借りるとかでしょうけど、事前に下調べをしっかりするようにしましょうね。

例えば、費用,自宅との行き来のしやすさ,意外と忘れていけないのは、トイレはどうするとか、水やりはどうするとか、農作業の道具や資材ははどこに置いておくとか、意外と考えるべきハードルがあります。

車で行き来する方は駐車スペースもしっかり確認!休耕地など借りた場合、畑横の畦道とか車は止めやすい場合が多いのですが、未舗装が当たり前ですので、乗用車などで行き来する方はそのあたりのことも確認しておくべきです。雨が降った後など、ぬかるみでスタックにも要注意です。

それと今年2023年の夏のように、非常に高温な気温の時に作業する場合などは、日陰や木陰など、体を休める場所があるか否かも重要ですよ。暑い日中は農作業しないのが鉄則ですが、休みの都合などでどうしてもやりたい場合は、とても大切なポイントになると思います。

日照条件を考える

野菜の生育には、十分な日光が必要だからと、ただ日当たりが良ければOKというわけではないです。今年の夏などは暑すぎて生育が悪くなったり、枯れてしまったものもありました。

特に被害を受けたのは、雨が降るのを狙って人参の種をまいたのですが、、発芽したものの、どんどんと消えてしまいました。あまりの暑さに耐えられないのですね。このよう、日当たりが良ければといった考えは、”状況次第で考えましょう”ということです。

このような高温の夏の状況下、比較的生育が良かったのが、日の出から午前中くらいは日が当たるものの、午後からは日陰になる場所の作物が元気でしたね。その場所に、なす4本、トマト4本を植えていたのですが、家族4人では食べきれないほどの収穫がありました。

空間を活用しよう! 庭がないなら空間を活用!

庭がない時の考え方

庭がない集合住宅などの家庭菜園の場合を考えてみます。利用可能なスペースとしては、ベランダ、軒先、出窓など、工夫次第でさまざまな空間が利用できます。そういった空間に目を向けるのです!スペースを活用して、植木鉢やプランターで、葉物やハーブを栽培するのも、鑑賞効果もあってとても癒されます。

自動水やり機能付きプランター

今年の私の一番の工夫としては、自動水やり機能を備えたプランターを使って、トマトときゅうりを栽培してみたところ、完全な手間なしで収穫できました。商品名は、”Sobicオーガニックプランター” というものを使いました。この商品は、空気の膨張率を利用し、ポンプの原理で水やりを行うものなので、電気も使わずに水やりができてしまいます。

とにかく工夫次第で、空間さえあれば家庭菜園は楽しむことができます。庭がないからだめだと諦めることはないですよ。プランターや鉢ならではのメリットだってあります。メリットとしては、日照時間のコントロールがしやすい,肥料の使用量が少なくて済む,水やりが楽、などたくさんあります。

私がやってみてうまくいったのは下記のような種類です。

  • トマト:先にあげた”Sobicオーガニックプランター”での栽培です。普通サイズのトマトを栽培しましたが、ミニトマトの方が適していると感じました。プランターの大きさの割にトマトの木そのものが大きいすぎて、途中で生育が止まった感じでした。
  • ハーブ:バジル、パセリ、ミントなどのハーブは小さな鉢でも栽培しやすかったです。
  • 唐辛子:唐辛子はプランターで育てましたが赤くなってからは目も楽しませてくれました。

まとめ

収穫した作物をどうする?

家庭菜園を始めるにあたって、目的の決め方を考えてきました。収穫した作物をどうしたいのか、その作物でどのようになりたいのか?スタートはここからです。例えば収穫して新鮮なうちに食べるのか、備蓄するのか、だけ考えてもやることが大きく変わります。

どこでも始められる家庭菜園

その上で家庭菜園をする場所,空間と決めていきましょう。畑がないからできないとかではなくて、どのような環境でも取り組み方次第で、家庭菜園はできます。

農業はクリエイティブ

最後に私の気持ちを・・
読み進めていくうちに様々なアイディアが浮かんできたことでしょう。家庭菜園=農業は実にクリエイティブで植物との対話を楽しみ、自然のサイクルに向き合って、空間とのコミュニケートできる、素晴らしい活動だと思います。

最後は自分の哲学みたいになってしまいましたが、私の気持ちを書かせていただきました。自然最高!農業最高!みんなでやろう!!

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