ミニトマトは家庭菜園初心者でも簡単に栽培できる作物の一つだと思います。今年も我が家のトマトは全て家庭菜園でまかなうことができました。ほとんど手放しで収穫できますのでぜひ取り組んでみてください。

栽培方法としてはソバージュ栽培と呼ばれるやり方が、手間がかかりませんのでおすすめします。伝統的なトマトの栽培方法では、手間と時間がかかり、作業は煩雑です。そんなわけで、「ソバージュ栽培」の活用で、手放しでミニトマトを収穫し、楽しみましょう。

ソバージュ栽培はどんな風に手間いらずなのか

写真を見ていただけるとわかるように、U字タイプを畝に立てます。私が研修した農家さんではU字パイプを連結する横に渡したパイプにメッシュ状の金網を立てかけていました。そのメッシュ状の金網が背が高くなったミニトマトを支えるわけです。伝統的な栽培方法と違い、ミニトマトが成長する過程で誘引する手間は全くかかりません。

一般的なソバージュ栽培は金網の代わりにネットを使うそうですので、そのネットに誘引(しばりつけること)する作業があります。それをこの農家さんの場合はネットでなく、メッシュ状の金網を使うことによって、代替しているわけです。ネットと違いしっかりしていますので、台風などの時でも被害が少ないそうです。

我が家の場合は、一般的な素材としてネットを使いましたが、整枝作業として主枝3本を誘引した後はほとんど必要ありませんでした。まあほとんど放任栽培といった感じでした。

放任栽培といっても水やりは2度だけしました

いくら放任といっても、この夏の猛暑と雨の降らなさではミニトマトの葉っぱが少し元気がなく萎れた時がありましたので、2回ほど水やりをしましたね。ですが、根元には10cm以上もの草マルチがしてありましたので、かなりの保湿効果があったと思われます。もし、草マルチがなく土壌がむき出したとしたら、もっと多くの水やりが必要になり、手間暇かかったことでしょう。

裂果が少なかったソバージュ栽培

ソバージュ栽培は、裂果が少なく、一定な収穫量が確保できると聞いていましたが、実際にやってみての感想は、確かに裂果が少なかったです。ほとんどなかったと言ってもいいと思います。今年のところはソバージュ栽培が良かったのか、多量の草マルチによる土壌改良効果なのか、はっきりとはしませんが、来年もミニトマトはソバージュ栽培をするつもりです。

何と言ってもメリットは手間のかからないところですね。また資材のコストも低いと思います。私の場合はU字パイプの代わりに、店頭で、のぼり旗を立てる支柱を頂きましたので、これで代用しました。ネットは、愛猫の外遊びの柵に使って破れたものが捨てずにあったので、これで代用しました。このように廃物利用なので0円でした。

まとめ

家庭菜園で身にトマトを育てるならおすすめの栽培方法はソバージュ栽培です。初期コストがほとんどかからず、何と言っても手間が少ないです。草マルチとの相乗効果で、さらに水やりの手間がさらに減りますので、是非やってみてください。

資材はホームセンターなどで購入しなくても、いろいろなもので代用できますね。どのようなことを考えて0円で代用してみるのも大変面白いです。

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